+ さあグラーツの街へ
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8時36分発のザグレブ行き直行に乗りたいが、
とにかく、グラーツ市街を見ておきたい。
で、7時すぎ出発、市街へ。
-こちらは新市街。壁の淡い色使いが、とても好みだ。
YHはちょっと外れにあるので、旧市街へは結構遠い。
7時半にやっと旧市街入口に到着。
でも。。この時点ですでに列車の時間が迫っている。すぐに戻らねば。。。
泣く泣く、引き返します(><
グラーツ、帰りに是非寄ることにしよう。
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YHに戻り、朝食
8時15分チェックアウト。
チケットオフィスは。。。混んでいる。。
ここは、いさぎよく諦めて、次の列車にしよう。
乗り継ぎになるが、ザグレブ方面へは、
9時のマリボール行きがある。
少し時間があるので、
ホームで電車ウォッチングでもしながらゆっくり過ごす。
ほどなく9時のマリボール行きが入ってきた。
列車はコンパートメントで、がら空き。
各部屋ごとには、何とノートパソコン用の電源までついている。
なかなかのサービスだ。
+ 国境の駅「Spielfeld-Strasse」 +
列車は、国境の駅「Spielfeld-Strasse」に着いたまま、
動こうとしない。
おかしいなと思い、聞くと、ここ止まりのよう。。。
あれれっ。
案内にはマリボールと出ていたはずだが。。。
まあ、次までまとう。
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で、時刻表を見ると、1時間以上待ち。
でも、のんびりムードのいい駅。
ちょっと外に出てみる
老夫婦の方が話しかけてきた。 ドイツ語だったので、
「 すみません、ドイツ語話せないんです。」と英語で言うと、
流暢な英語が返って来た。
で、しばし交流。
「オーストリア、大好きです〜」と言うと、とっても喜んでくれた。
お二人は、近くのツェルアムゼーというスキーリゾートの街に住んでおられるみたい。
スキー大好き!と言うと、是非おいでね〜。。。と。。。
うん、いつかはアルプスでスキーを。。。夢ですね(^^
お二人は、孫をpick upする為に待っているそう。
ウィーンからの列車らしい。
どうやらこの列車、自分が待っている列車のようだ。。
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結局、列車は30分以上も遅れて到着。
でもオーストリアの列車は本当に快適。
滑るように走り出し、スロヴェニア国境へ。
入国審査は、スタンプを押すのみ。
ほどなくマリボールに到着。
ここから先、ザグレブ行きは。。。
あれ?無い。
でも、この先のジダニモスト乗り換えなら30分後に出発。
地図で見ると、ザグレブへのルートは、Uの字型なので、
意外と時間がかかるようで、何とザグレブ15時半着。
今12時過ぎなので、3時間もかかる。。。
ザグレブからマリボールは、前に車で走ったことがあるが、
まっすぐにつなぐ高速道路で、1時間程で着いた。
となると、バスの方が早いか。。と思い、
早速バスターミナルを探す。
地図を見ると、駅の隣。
で、早速行って、係の人に聞くと、
次は19時発のね。じゃあ1枚でいいのね?
と早々に切符を発券しかけたので、あわててNO、NOと言う。
仕方ない。列車にしよう。
結局、2列車を乗り継ぎ、ザグレブへ。
列車内で、ちょっとパソコン作業を。。。と思い、パソコンを開けると、何と、充電池を全く認識しない。
昨日のユースでフル充電したはずなのだが。。。
ショック。
でも、また電源差したら認識するかもね。と思い、閉じる。
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+ ザグレブに到着 +
結局ザグレブ到着は、またまた遅れて16時、着。
欧州の鉄道は、やっぱり遅れるのがあたりまえのよう。
ガイドを見ると、
「ザグレブ〜スプリットの路線バスは1日27便で電車より速い」と書いてあるので、迷い無くバス停へ。
バス停は少し遠いが、10分程で到着。
17時のバスがあったので乗る。
ザグレブ市内を抜けるのにひどい渋滞で、40分くらいかかった。
高速に入ると、バスは快調に飛ばす。
欧州の長距離路線バス、実は初めて乗ったのですが、
思ったよりもはるかに快適で、
2人がけの席を占領出来るたのもあって、ゆったりと過ごせる。
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バスターミナルで買ったサンドイッチをかじりながら、車窓からの夕日を見てるうちに、うとうとと。。。
☆
で、はっと起きたら、スプリット手前。
確か300〜400キロ程もあるのに、一瞬で着いたような感じ。
+スプリットに到着 +
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スプリットの予約している宿は、
「苫屋」さんと言って、日本人の方が経営している宿。
もう一度、正確な住所&電話番号をチェックしよう。。。と。。
しまった!パソコンの中だ。電源が入らないんだなあ。
とりあえず、Pojsanska通り沿いとのことだけ控えておいたので、その通りへ。
で、うまい具合にPojsanska通り沿いに警察署があるので、 入って聞いてみる。
が、「Pojsanska通り沿いには、ホテルなど一件も無いよ。」
との答え。
このあと、カンを頼りに探しまわるが、どうしても見つからない。
仕方ない。今夜は適当なプライベートルーム(SOBE)に泊まろう。
少し駅の方に戻ったところに、何件かのSOBEがあったはず。
で、そのうちの一つに入ってみると、入り口のテーブルにはおばちゃん2人が座っておしゃべり中。
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後で撮った写真
愛想のよいおばちゃんで、どうぞどうぞと招かれ、入って行く。
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部屋は、大きなダブルベットがひとつ。
ウッディーないい雰囲気のお部屋。
200クナ(4000円)。安いのか高いのかよくわからないが、とにかく泊まろう。
で、早速ノートパソコンの電源を入れて、住所確認。
確かに、通り名は合っていた。
と、同時に「ビルの11階部分」との表示が飛び込んできた。
そうかー。
確かに高層ビルがひとつ、あったあった。
あれだったのかー。
で、急いでそのビルへ。
入り口には、ビル名も何も書いていない上、薄汚い外観だったので、怪しいビルと思い込んでいた。
まさかここが宿とは、夢にも思わなかった。
ずらりと並ぶポストをひとつづつ見て行くと。。。ありました「Tomaya」と。
エレベーターがあるので、とにかく乗ろう。
が、ボタンを押しても、何の反応もない。
そうか、自分で扉を開けるのだ。
無事、エレベーターには乗り込めた。
希望の階を押すと、
ジリジリジリ、ガチャン。という不安な音とともに、出発。
で、11階に来た瞬間にまた例のガチャンという音とともに、到着。
たくさん並ぶ扉の一つに、サインを発見。
恐る恐るブザーを鳴らすと。。。
どうぞどうぞ、と笑顔の女性の方が出てこられた。
ほっと。。。した。。
で、ビル内のアクセスとは裏腹に、とっても素敵な空間。。。
内装は高級マンションだ。
泊まれない言い訳をした後、しばし交流タイム。
<明日は、スプリットの街を歩きます>
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