ドイツからバルトへ
from Germany to Bartic

[15日目/9月2日]

クライペダからニダへ日帰り訪問
ワク付きPhotoはクリックで同画面に拡大表示


+ 朝散歩へ +


-8時。少し寝坊しましたが、さあ、朝散歩に出よう


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マーケット広場では
マーケットの準備を始める人がちらほら。


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--木組みの家をウォッチングしながら歩く。




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- 妙なオブジェのあるレストラン発見


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路地裏の光景


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やや気になる空間



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広告たち

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工事中ゾーンを行く。
フェンスの動物イラストが楽しい。
象に比べて隣のヒヨコが巨大(^^;


---運河に出た
帆船の停まった運河の光景など日本では見る事が出来ないな。



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運河にかかる橋の上には鍵が。
恋人たちが掛けたな(^^


---ゴミ箱のふた。


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住宅街。

-宿前の通りに戻って来た。




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宿の朝食。

クラシカルで素敵な調度品に囲まれたレストランは、
実はカレーの匂いが充満してまるでインドみたい(^^;


-こちらは嬉しいデザート。
クレープです。




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宿のようすはこんなでした。
昨夜は寒くてフロントのおねえさんに頼んで電気ストーブを出してもらいました。
さすがバルトの夏。


- 宿で頂いた時刻表。
今日の目的地、ニダへの船の時間と、
ビリニュス行きの列車の時間を手書きで書いた頂いた。

親切なホテルでした。

今日は世界遺産の砂州へ日帰り探訪。
砂州はリトアニア側からは繋がっていないので船を利用します。


-石畳の上をクールに歩く猫を見ながら、船着き場へ。


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12時前船着き場到着。

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 ここから対岸のスミルティネというところへ渡ります。


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船に乗りもこう。


-カモメと戯れる小さな子供たち。
のんびり雰囲気です。


- なんでもない風景の中を行く。
クライペダの港周辺は工業地帯になっているらしく
クレーンが至る所に立ち並ぶ。


-15分程で対岸に到着。


-こちらのバスに乗ります。-運賃はバス車内で


スミルティネからニダへの所要時間は
約1時間

-車窓の風景。ウェルカムボードかな。

天気が悪いです(><



-ニダに到着。 帰りのバスの時間をチェック


ここから徒歩にてクルシュー砂州へ。

--港の突堤


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民家が点在するゾーンをどんどん行く。

この特徴的な民家が、この地の世界遺産登録要因の一つらしいです。


-- 行く手の雲行きが怪しい。


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--植物たち。


ガイドによるとクルシュー砂州は。。。。

バルト海とクルシュー・ラグーンを隔てる全長98 km の細長く湾曲した砂州である。
その独特の文化的景観が評価され、2000年にユネスコの世界遺産に登録された。

バルト海の神話に拠れば、クルシュー砂州は海岸で戯れていた屈強な少女ネリンガ(Neringa)によって形成された。
彼女は他の神話にも現れるが、そのいくつかではさながら女性版ヘラクレスのような女傑として描き出されている。
実際には、クルシュー砂州はモレーンの島々が砂で繋がり、
紀元前3000年ほど前には現在のような細長い砂州が出来上がったとされる。
西暦800年頃から1016年には、まだ発掘されていない異教的な交易中心地であったKaupの占有地であった。

13世紀にはドイツ騎士団がこの地を占拠し、
彼らの城をメメル(1252年)、ノイハウゼン(Neuhausen, 1283年)、ロシテン(Rossitten, 1372年)に築いた。

16世紀になると、新しい砂丘の形成期に入った。
過放牧、ボートや住居用の材木の取得などが森林破壊に結びつき、
砂州が砂丘で覆われ、村々を呑み込んだ。こうした事態に危機感を募らせたプロイセン当局は、
1825年に大規模な森林再生や緑化活動の支援を開始した。
このおかげで、今に至るも砂州の大半は森林に覆われている。

19世紀に砂州に住んでいたのは、主にクルシュー人(Kursenieki)で、
南部には少数のドイツ人、北部には少数のリトアニア人が暮らしていた。
クルシュー人は同化したりした結果、その数を減らしていき、
砂州がゲルマン民族に占められた1945年以前には、ほとんど見られなくなった。
20世紀になっても、この地域で暮らす住民のほとんどは、漁業で生計を立てていた。

ソ連崩壊後は観光地として賑わうようになっている。
主にこの地域に住んでいた人々の子孫に当たるドイツ人たちは、
多くが休日の旅行先にクルシュー砂州を選ぶが、
特にニダはリトアニア在住のドイツ人にはビザが不要なため、賑わいを見せている。

とのこと


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いよいよ砂漠地帯へ。
急に晴れて来た!

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ポンと視界の開ける場所に出る。


-このあたりが展望スポット


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この先はロシア領。
徒歩で行けそうなのに、ビザが無いので行けません。
ざんねん(><


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写真は少々暗め。
実際は太陽を反射し、まぶしい白の世界でした。


--風のコンパス(^^

--どんどん行く


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ニダの方向を振り返る。

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では、そろそろ引き返そう。


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帰りは違うルートをとる。





-クルシュー砂州を振り返る


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着いた時はどんよりしていた海も、青空と雲が広がる。


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ただ、海はあまり奇麗でない。
資料によると、
砂州に囲まれた湾内の海域ではかなり汚染が進んでしまっているらしい。


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もときた道を戻り、16時50分バス停に到着。
ちょうどバスが来ていた。


-バス窓の風景。


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18時過ぎ、再び先ほどのフェリーに乗船、
クレーンの立ち並ぶ地帯を見ながら本土へ帰還。



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宿で荷物を引き取り、
駅前の安宿へ引っ越します。
少し距離があり、荷物も重いのでバスを利用。


バスのチケット。2ラット


宿にチェックイン後、
マーケットへ買い物に走る。

-店に並んだこの黄色いクリスマスツリーのようなやや大きめの物は、
リトアニア名産のお菓子。
隣には、そのかけらが入ったパックが並んでいる。
ひとつ買ってみましょう。

お店を出て、すぐに食べてみたのですが、
見かけによらず、なんて美味しいこと!
パンケーキとクッキーのあいだ?な感じのテイスト。


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新興住宅地らしい公園
暗くなり始めたが、平和な感じだったので怖くなかった。




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宿にて、買い出した食材を食す。

この巨大なパンは、HP管理人が大好きなパンの種類。
お味は。。。
ふわりとしていて美味しい!

マーケットの総菜コーナーで買ったお惣菜3種をレンジで温め、
トマト、フルーツ、チーズを添えて食べる。

おいしかった!

いい匂いをさせていたので、泊まり客の若者たちに「美味しそうだね!」と声をかけられた。

明日はかなり早い電車に乗るので、早々と寝よう。


明日は十字架の丘を経てビリニュスへ

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