熊野古道 ダイジェスト版
[1日目/12月13日]
13.Dec.2003(Sat)

京都→天王寺駅→すさみ駅→熊野古道散策→新宮
+ さあ出発 +

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早朝の天王寺駅はまだ人陰もまばら。。。この電車で和歌山


今回は「青春18きっぷ」という、
JR線の各駅停車と快速が全線乗り放題のチケットを利用します
一日分2,300円と、とってもお得。


和歌山でこの電車に乗り換え---しばらく走ると海が見えてきた


このあとまたまた乗り換え。2両編成だ-


- ところどころ、海沿いを走行


新宮に到着--

この電車、長いすのシート。景色を眺めるには、ちょっと不便。


-隣には特急が来てさっさと行ってしまった。。 。

が、各駅停車のんびり行くのが「18きっぷ旅」の醍醐味。。


新宮から1時間程で、すさみ駅に到着です。





+ さあ、歩き始めます +

駅を出て、国道42号線を5分程歩くと、海沿いに出ます



銀波が美しい。。




海沿いを少し行くと、分岐点に到着。国道42号から分岐した林道が、
熊野古道です。

一旦海からは遠ざかり、峠にさしかかります。


--- 峠をこえると、再び海が見えてきました

峠が終わったところで、再び国道42号線に合流。
国道を、300m程行くと、また分岐点があり、これを左折した道が熊野古道の続きです。


--この道は鋪装道。

この先にある集落へ続く唯一の車道です。


--人工林の中を行きます


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道はのどかな山間の集落を抜けていきます


-の〜んびりムード。。。


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集落のはずれにある、和深川王子神社に到着

ガイドによると。。。

 寛永2年(1625年)に松本四郎大夫広正が創建。
 創建当時から二社が併祀されている。
 明治42年に周参見王子神社に合祀されたことになっているが、実際はそのまま祭祀されたものと思われる。
 御神体には室町期以前と思われる懸仏3体が完全な形で保存されていて、文化財的価値が高い。
 ここから長井坂西登り口まで約900メートル。この神社は 寛永2年(1625)の創建と伝えられています
境内には、いろいろな木が生えています


とのこと

ここから 500m程歩けば、車道は行き止まり。
この先が長井坂の入り口です
ここからいよいよ、古のままの道が残されたゾーンへ入っていきます。




+ 長井坂を登って行く +

長井坂は、急登の連続。
ここまでずっと平たん路だったので、余計きつく感じる。

坂を登り切ったところには、海の見える展望場所があります。




なかなかの眺め。

さあ、ここで昼食としよう。
いやあ〜、こういうところで食べる御飯はとってもおいしい! 最高です(^_^)
人も誰ひとり来ません


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気持ちのいい常緑樹の山道が続く


--根上げの道を行く


-
どんどん歩いて行きます


-- 右手に海を見ながらの尾根道を行く。


--夕陽が雲の隙間からほんの少しだけ顔を出してくれました!


-ほどなく駅が見えてきた

長井坂の山道からここまで、結局1組みの夫婦とすれ違っただけで、
とても静かな山歩きが楽しめました。


---そして見老津駅に到着。


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すっかり日も暮れてきました
ここから、17時24分発の電車で新宮まで2時間の旅。
でも、デジカメの写真を整理していると、あっという間でした。
いや〜、デジカメっていいですね。素晴らしい!

19時半、新宮に到着、投宿。

今日一日の移動は、正規運賃で6,580円のところ、
青春18きっぷだと1枚あたり2,300円。ずいぶんお徳。



明日も、熊野古道八鬼山越えを歩きます。。。

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