アドリア海〜アルプスへ:中欧の旅
from Adrantic coast to Alps

[16日目-その2]


<ワク付きPhotoはクリックで拡大>


+ さあ出発です +

>今日のルート



Bruck an der Grossglocknerstrasseを出発、
Grossglockner山岳道路に入り、山岳風景を見ながらHeiligenblutへ。

ここから、LienzVillachを通り、国境を越え、スロヴェニアのブレッド湖に到着です
(mapをクリックすると、別画面に拡大表示)


さあ、出発。国道107号線を南へ下っていきます。

--峠越えの前に給油しておこう。


-
山あいの道をどんどん進んでいきます。



農作業小屋に
ひときわ目を引く
大きな
花のオブジェ?が
立てかけてある。何かなあ?


国道107号線は、ほとんど車が通っておらず、快適です。


+ 有料道路? +

しばらくの〜んびりは知っていると、いきなりゲート。
う〜ん、どうやらここから先は、有料道路のようだ。
地図には何も書いてないのでびっくり。

ゲート前の料金表を見ると、普通車は何と26ユーロ(約3,640円)!かな〜り高い!
路肩でエンジンを切ってしばらく考え込む。
この間、車は1台も来ず。。

この道をそのまま真っすぐ南へ抜けてしまわないことには、引き返して 迂回するしかない。。。
これは相当遠回り。

よし、思い切って行くか!

で、とりあず、せっかく大枚はたくからには、楽しんで行こう!


-始めに現れた滝

-

そして、どんどん高度を上げていきます

-
展望台に到着。でも、まわりの山々は雲の中ですね。



案内板。

晴れていれば
たくさんの山々が
望めるみたいですよ。


森林地帯を行く。なんとも幻想的。。

このあと、ついに雲の中に突入。

そして、雪もちらついてきて、積雪地帯に入ります。
しかも、半端じゃないですね、この積雪量。。

-思わず車から出て記念写真--まるくんも(^^)

これだけの雪の中を行くとは想像もつかなかった。
高度が上がるにつれて、積雪量はさらに増えていく。

-雪の壁を行く。

この先路面は本当に大丈夫なのかなあ。
でも、料金所
「タイヤチェーンは要らないよ」って言われたからね〜。


--
レストハウスがあるので、ちょっと行ってカフェでもしよう。

でも、レストハウスは休業。
確かにこの交通量じゃ営業しても大赤字ですよね。

そして、ふとレストハウス前のベンチに目をやると、なんと、ここで、チャリダーのお兄ちゃんが休憩をしている。
自転車で峠越え??

目が合うと、ハロー、 とにこっと微笑んで、
すぐに自転車に飛び乗り、颯爽と自分たちが来た道を下っていった。
カッコイイ。

そして何となく、
生暖かい車の座席に座りながら、CO2をまき散らして峠越えをしている自分が、
ちょっと気恥ずかしくなってしまった。

-お兄ちゃん、この道を「シュー」と下っていった。

なんだかちょっと小腹が空いて来た。で、時計を見ると12時すぎ。
ちょっとごはんにしよう。

先日スーパーで買い出した食料の残りをたいらげます。

--トマトは雪で洗って、ついでに冷やそう。

おなかも満足で、再び出発。


-雪壁の道が続く
壁もだんだん高くなっていきます


-
有料道路最高地点の
Edelweiss spitze展望台
到着。

が、本当に何も見えません


-
仕方が無いので、それぞれ車と看板の前で記念撮影


-凍り付く池


--トンネルの両サイドにはつららが。。。

-トンネル出口のレストハウス。
カフェしたいのですが、ここもお休み。

トンネルから先は、下りが続きます。

ヘアピンカーブを下っていく。


スキーリフトがありますね。
まだまだ滑れそうですが、
今シーズンの営業はすでに終わってるみたいです。
もったいない感じ。。
HP管理人は、スキー大好きなんですが、
このシーズン、
一回も行ってないので、滑りたいなあ〜。


--
このあたりから、少しずつ霧が晴れてきて、
まわりの山々が見えて来ました。

雄大な景色

--そしてついに雲の間から陽がさして来た!


-路面はきれいに除雪されているので走りやすい


--

--
遠くの山々まで見えてきましたね。



+ どんどん進んでいきます +

-前方に、雲の間から巨大な岩山が現れる

ただただ言葉もなく見上げる。
思わず、道路の真ん中なのに車を止めて
口を開けたまま「ぽか〜ん」としていました。
 
車が一台も走っていないのでついつい気が緩みます。。。イケナイイケナイ!


-




-瞬間、陽が差し込んで、木々が色づく


--美しい


--降り続く雪に反射する陽の光。。





-


--
ふもとの町も見えてきました。

遠くの山が光っている

もと来た方向の山を振り返る。


--


-



このあと、別の展望台へも行ってみます

INDEXへ