[7日目/6月20日-その1] 20.June.2007(Wed)

オラディア→Sapanta:サプンツァ→Sigehetu Marmatiei:シゲット・マルマツィエィ
ワク付きPhotoはクリックで同画面に拡大

+ さあ出発 +



今日は、次の目的地、Sigehetu Marmatiei:シゲット・マルマツィエィへ向けて、
行けるところまで、行きます。


-(記録用Photoです)


とりあえず、オラディアから国道19号線を北上です。

ほんの少し走ると、あたりは一面、牧歌的な風景が広がっています。


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いい景色なので、ちょっと車を道路脇に停めて、 朝ご飯。



-なにやらむこうからやって来ますね。

馬車です。
これは、シャッターチャンス!

と思いきや、次から次と。。。

このあたりでは、輸送手段の主役は馬車のようです。


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みんな明るい。
にこにこと挨拶してくれます。


-自転車や歩きも。


お食事も終わり、さあ出発。


-
オラディアから1時間程、
CAREI という街を通過







そのあと、
Satu Mare:サツマーレという街を通過。

ひときわ高くそびえる、建物。

少し大きい街では、車が走っているのですが、
郊外に出ると、たちまち主役は馬車。
ルーマニア最北の地域って、こういうところだったのですね。
欧州の最深部へと踏み込むムード満点です。


-サツマーレを過ぎたところで、1回目給油。


そのあと、国道19号線は峠路に入る。
ずっと、平原の中を走って来たので、
山並みが見えて来るとちょっとうれしい。

Huta峠といい、海抜587m。

道路は、あいかわらずボコボコで、
激しくバウンドしながらの道のり。


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-峠付近は、深い森に覆われている。

一応舗装路なのだが、あまりにもひどい道。
しかもところどころはげている。
で、そのはげたところが、なんか妙な感じ。
下は地肌ではないのだ。

で、車を停めて良く見ると、


-何と、石畳。。

大昔の街道そのものにアスファルトをかぶせて、
車道としたようだ。
な、なんと。。。

それにしても、ひどいガタガタ道をノロノロ行く。
あいかわらず、車より馬車の方が多い。

そうしているうちに、目の前がウクライナという地点まで北上して来た。

ここは、ルーマニアでも、奥地と言われているところ。
遠いところまできたなぁ。。。と感慨に耽りながら、
国境の川沿いに、進路を東に取る。

シゲットはもうすぐそこ。

。。。とその前に、
シゲット手前のSapanta:
サプンツァという街にある、
「陽気な墓」という墓地を見に行きたい。


-国道沿いに一見立派な案内板発見!

こんな最果ての奥地にも観光客来るんだなぁと感心して眺めていると、
英語表記なんて無い上、文字は半分ぐらい、はげている。
結局、さっぱりわからない看板だ。


で、適当に地図通りに車を進ませると、
目的地に到着です。


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-入口からして、既に陽気な雰囲気。



--これが、「陽気な墓」の墓標

なんとイラスト入り。
どうやら、生前の職業のようです。
本を読んでいるということは、学者?
でもこの地に学者はいないかなぁ。
学校の先生かな?


-こちらは乗馬師、いや、ただ単に移動しているだけ。。?



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いろいろ、あります。


<画像準備中>
そして、何と裏面は、
死因。


<画像準備中>こちらの方は、鉄道事故で亡くなられたようだ。


<画像準備中>   こちらは水難。

↑同行者の画像を頂く予定です。しばらくお待ちください。


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緑と、木漏れ日の中、
陽気に佇む、 お墓たち。



-こちらでは、村の人が、何やら作業中。
お墓の新規制作?



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教会にも入ってみよう



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教会の中まで陽気かな。と思いきや、
コチラは、ノーマル。


いやぁ、おもしろいお墓でした。



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お墓前のようす。
馬車が行き交う。
やはり、主な交通手段は、馬車のようです。


ではさあ、
シゲットに向けて出発。


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こんなトコロに鉄道が。。。
でも草ぼうぼうなので、廃線か。。と思いきや、
レールは光っているし、地図にもちゃんと載っている。
シゲットから、ウクライナへと続いている。
国境越え列車って、あるのだろうか。。。


このあたりで、そろそろお腹がすいて来た。昼にしよう。

で、左手に見えている、ウクライナ国境の川が、何だか水もきれいで気持ち良さそう。
ちょっと、河原に降りてスーパーで買ったパンをかじるとしよう。

で、国道をそれて、川に降りようとしたところ、
どこからとも無く現れたパトカーに停められた。

何か聞いてくるのだが、ルーマニア語なので、さっぱりわからない。
英語は、話せないよう。
どうやら川で何をするのだ?
みたいな質問。
で、ごはんを食べるジェスチャーをすると、
ノ、ピクニック。と。
あれれ、英語?
そして、川をさしてボーダーライン、デンジャラスという。

そして、ご飯食べるなら着いて来なさいとのジェスチャー。
何と、パトカーで、ピクニック場所を案内してくれるみたい。

で、着いて行く。
その前に、川がキレイなので、写真とっていいかと聞くと、それもダメとのこと。。。

とにかく、パトカーに先導されて、ピクニック場所へ。

と、5分程シゲット方面へ走ると、
パトカーは、一軒のホテルレストランで停まる。
で、窓から首を出して、
グーグーと指差し、パトカーはサッとターンして、国境地帯へと走り去った。

なーんだ、レストランだったのかぁ。
あくまでも手持ちのパンを食べたいので、
先に進むことに。

どこかいい場所無いかなと思っているうちに、シゲット市内に入ってしまった。
街の広場に、ベンチがあるので、 そこでパンをかじるとしよう。




適当に車を停めて、シゲットの街を歩きます


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