英国〜北欧への旅
United Kingdam and North of Europe

[36日目-その1
ザモシチ市街散策
<Photoはクリックで同画面に拡大表示>


+ 夜明けとともに朝散歩へ +

-(前日夜のPhoto)


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朝5時半。
澄み渡る青空が気持ちいい。


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路地へと入っていく。
世界遺産に登録されて、一斉に壁を塗り直したかな。
奇麗すぎて味わいがあまりない。



--5分程で、旧市街入り口のモンに到着。

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門近くの教会。


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枯れた建物発見。
修復前の建物は、ほんの2〜3軒のみで、
あとは、みんなキレイに壁が塗られているのです。


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ANTYKIはアンティークショップかな。



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もう一度広場に戻って来た

市民の方がお掃除中。
徹底的に奇麗にしている感じ。

隅々までゴミ一つありません。

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ガイドによるとザモシチは。。。

ポーランド南東部の都市で、16世紀の大貴族ザモイスキによって造られた。
五角形をなす城壁に囲まれた、面積わずか24ヘクタールの小さな町だが、
ザモイスキの夢を実現させた理想的な計画都市といわれている。
東欧で最初のイタリア・ルネサンス様式で造られた町で、
広場を中心に美しい家々が並ぶ風景が当時のまま残されている。

学生時代に北イタリアに留学したザモイスキは、ルネサンス美術に感銘を受け、
祖国ポーランドにルネサンスの町を造るという壮大な夢を抱く。
そして40歳の時にイタリアから建築家を招き、その夢を実現に移した。
町の中心になる広場には、シンボルとなる堂々とした市庁舎を建てる。
広場を囲む家々は皆、同じ高さとデザインでそろえて、美しく並んでいる。

ザモイスキは、広場を境に町を2つに分け東側を商業地区とし、優秀な商人たちを招き住まわせた。
商人たちには外国人が多く、町は国際都市となり大いに栄えた。
西側は文化地区です。この地区には大学を設立し、高尚な文化が薫るルネサンスの町を造り上げたのです。
ザモイスキの理念が隅々にまで活かされたこの計画都市は、多くの人々の賞賛を浴び、
ザモシチは「ルネサンスの真珠」と呼ばれるようになった。


とのこと


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---それにしてもさわやかな青空。


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7時。
では、そろそろ宿に戻ろう。

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宿の窓からのながめ








朝食---ダイニングのようす


朝食後、ふたたビ街歩きへ。

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-広場からすぐの所にある大聖堂尖塔へ登ってみる。


--入り口


--階段を上っていく。


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尖塔突端に到着。
市庁舎が見える。
旧市街を一望するにはちょっと高さが足りない感じかな。


-歴史のある教会なのですね。


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礼拝堂のようす


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内装は、割と質素。


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ここの空間だけ、な、何とチープな。。。
遠目には悪くないのですが、
よく見ると手書き大理石模様とぶどうの彩色が、
何とも言えない粗雑度。
世界遺産の教会なのでさぞかし。。。
と思いながら入ったので、少々がっくり。


--こちらは素敵だ。


教会を出て、再び街歩きの続き。


---Ciuchlandって何だろう。



--中庭のゾーンにそっと入っていきます。


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味わいのある空間。


--旧市街を囲む塀。
修復が進んでいます。



-列車が来た!

-機関車の単行回送のようです

ガイドブックに従って、ロトゥンダ(要塞)へ行きます。
ガイドによると。。。

ここは、 元々19世紀はじめに町の防御の為に建てられたのが、
1939年にナチスの処刑所として使用し始めた。
現在内部は博物館となっており、殺戮の歴史を後世に伝えている。


とのこと

旧市街を出て、10分程歩くと到着。


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ロトゥンダへの取り付け道路沿いには、おびただしい数の白い十字架。


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ユダヤ人とロシア人の墓標。

円形レンガ造りの建物、
ロトゥンダが見えて来た。

ゲートには「1944」との文字が。




-ゲート入ってすぐ。円形の中へ。


--ロトゥンダ全体のようす。


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館内へ入ってみる。
係の人はおらず、自由に出入りするようになっている。


-館内の展示物。

--このマークが目に入るとドキッとする。


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写真パネルは占領下の旧市街のようす


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1939-1944の文字が。

円形を一周して出口へ。



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ロトゥンダまわりにも墓標が。
悲劇の現場なのですが、
何か、やけに美しい。。。


少し重い気持ちでロトゥンダを後に。。


ロトゥンダのすぐ裏は、市民海水浴場。


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少し隔てただけで、
打って変わって何と明るい雰囲気の場所。

みんな楽しそうに池で泳いだり、日光浴したりしています。

すぐ裏手のロトゥンダとの対比が際立つ。。



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池沿いを行く。


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どんどん行く


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-旧市街の方向はこちらですが、工事中。
端っこの方をこっそり登っていきます。



このあと、無事旧市街へ戻ります

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