白馬岳から親不知へ
[5日目/8月20日] その1

栂海山荘→下駒ヶ岳→白鳥小屋(泊)
<ワク付きPhotoはクリックで拡大表示> 
+ 朝です +

山の朝は早い。
小屋泊まりの方は、今日中に全員親不知へと下ります。
で、HP管理人だけが、あと1泊するのです。

親不知までの行程は長丁場なので、みんな早出されるようです。
早いパーティーの方たちは、夜明け前には、ヘッドランプを点けて出発して行きました。


-午前4時半すぎ、東の空が白んできた。


-北方面のながめ-



-
ほんのり色づく朝焼けが美しい


-雲の間から朝日が顏をのぞかせました--


-朝日をバックにちょっと記念撮影〜

このあと、お二人の方も、出発されます。
別れ際に、超巨大なおせんべいを頂きました。
ありがとうございました!おいしかったですヨ。


遥か彼方には、剱岳も見える-


このあと、小屋裏の犬ヶ岳に登ってみます。

-
朝日の光芒が美しい。。


北方向のようす

栂海小屋を見下ろす


-
北方向には、昨日歩いて来た長栂山、アヤメ平、黒岩岳がよく見える


--蜂たちも活動開始〜


-朝日を受けて輝く-


-栂海山荘の外観


-1階のようす--2階のようす


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小屋のまわりにさくお花たち

小屋に施されたステンドグラスのモチーフは高山植物かな?


-すっかり晴れ上がり、気持ちよく出発です。


白鳥小屋までの稜線もはっきり確認できますね-



+ ではそろそろ出発しよう〜 +

-
歩き出してすぐのとこには、
コゴメグサが群生している


--


-こちらはオミナエシかな


--きれいなブルーのあじさい。。


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---樹林帯を行く


-


-行く手の黄蓮山


栂海新道は、稜線を忠実に辿るルートどり。
トラバース道などは、ほとんどありません。

小さなアップダウンが連続します。


--緑のトンネル


--左手には初雪山(1595m)が大きく見える



+ ブナ林に入ってきました +

黄蓮山を越えたところで、ブナ林が現れる。

--
ブナ林地帯から、
5分程谷を下ったところに、
黄蓮ノ水場
があります。

地図には、
「涸れる事あり」とありますが、
ここのところ、雨が多い為か、
水量は豊富。



-
ブナの美林を行く


--


行く手の下駒ヶ岳(1241m)を見上げる

下駒ヶ岳へは急登の連続。


ここで、写真を撮りながら木を見上げていると、
後ろから颯爽と登ってくる人影を発見。
さわやかに、「こんにちわ〜」と言って、そのままどんどん登って行かれました。
相当にハイペース。 すごい。。。


-下駒ヶ岳山頂に到着。


ここで、先ほど遭遇した方が休憩されているので、
ちょっとお話をします。

何と、今朝、雪倉避難小屋を起ち、今日中に親不知海岸まで下ります〜、とのこと。
この区間のコースタイムは18時間!!

しかも、テント持参の山行き。。。

驚くばかり。。



-このあと、樹林帯をどんどん歩いて行くと。。。


ほどなく白鳥小屋に到着です-

小屋は、避雷針も装備された立派な建物です。
今日は、誰ひとりおらず、ゆったりすごせそうです。
小屋は2階建てで、2階部屋には四方に窓があり、眺めは最高。
この部屋をひとりじめ。何とも贅沢。。。


-小屋からの眺め--うっすらと日本海が見える


-暮れ行く山々を見ながら夕食です。

本当にすばらしい時間が過ごせました。。感激。。


明日は最終日、いよいよ日本海に到達です

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